年金、健康保険、労災、雇用保険など、いったい何歳から何歳まで加入義務があるんでしょうか?
表で見てみましょう
何歳から | 何歳まで | 補足 | 条件 | |
労災 | なし | なし | ||
雇用 | なし | なし | ①1週間の所定労働時間が週20時間以上 ②引き続き31日以上雇用することが見込まれること |
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健康 | 入社時 | 75歳到達時 | 75歳以降は「後期高齢者医療制度」 | |
介護 | 40歳 | 生涯 | 65歳以降は「年金」から保険料控除! | |
厚年 | 入社時 | 70歳到達時 | 70歳以降任意加入可(上限40年) | |
国健 | 0歳 | 75歳到達時 | 75歳以降は「後期高齢者医療制度」 | 健保被保険者・被扶養者、生活保護者以外の人 |
国年 | 20歳 | 60歳 | 60歳~70歳未満 任意加入可(上限40年) | 任意加入は厚生年金加入者は不可 |
労災保険、雇用保険の「なし」という意味は、労災、雇用の適用事業所で労働者として働いているなら「年齢関係なく加入することになっている」ということです。
健康保険の「入社時」というのは、「何歳からでも入社した時から」で、「75歳になるまで」は健康保険の適用事業所で働いている限り75歳までは保険料を払い続けて加入者だということですね。
介護保険の「生涯」というのは、健康保険等のように75歳になったから後期高齢者医療制度の方移るという考え方がなく、「生きている限り」賃金からでも年金からでも生涯、加入者で保険料払い続けるということです。
厚生年金は健康保険と違って「70歳になるまで」ですね。ただし、厚生年金の加入期間がMAX40年に満たない場合は、年金を増やすために「任意加入してもいいよ」ということです。
国民健康保険はサラリーマン等で健康保険の適用事業所で働いていない期間は0歳から75歳まで加入することになっています。その後は後期高齢者医療制度に代わります(健康保険と同じ)
国民年金は20歳から60歳までの40年間ですが、学生であったり、厚生年金の適用事業所で働いていないのに加入していない場合で、40年間に満たない場合は、60歳を超えても70歳までは、任意で加入しても良いよとなっています。