米国トランプ新大統領就任とその影響①

概要

本日未明午前2時でしょうか、米国ではトランプ前大統領が無事、2回目大統領に就任しました。ちなみに議会も上院、下院ともトランプの共和党となり、これまでのバイデン民主党とは違った政策となるでしょう。特に米国民の心身の健康にとって良い影響を及ぼす政策が立案されていくのかなと思います。

トランプの根本思想

トランプ新大統領の思想はMAGA(Make America Great Again アメリカを再び偉大にさせろ!)です。MAGAは米国(を含むアメリカ大陸全部?)が偉大になれば良いので、カナダが51番目の州になればよいとか、グリーンランドやパナマなどもUSAとしたいとなるわけです。それはそもそも米国の憲法自体がそうなんですね。自由に米国は豊になる権利があるのでどんどん外に向けて領土を広げていくぞという思想が憲法の根本にあるんです。

日本はと言えば、何でも行動決定が遅く世界トップの周回遅れ国と揶揄されているくらいなので、トランプのタフな外交に翻弄されるのかなとおもってます。石破さんだし。MAGAは日本に優しいではないのできちんと交渉しないとますます不利な状況になるかもしれません。

ま、マクロでみれば、米国民主党であれ共和党であれトランプであれ結局はとてもたくさんお金を持って支配しているところに影響されるのは変わらないと思います。

これからの経済発展(儲け方)

が、しかしトランプ(イーロンマスク含む)がこれまでと違うのは経済的な発展となるお金儲けの考え方が違うということでないか、それによって我々の心身の健康、平和には良い影響があるのではと考えます。

どういうことかというと、トランプやイーロンは実業家なので不動産やITなどで自らお金を稼ぐ自信があり実際にそうしてきたということを背景に現在の軍産複合体、医産複合体のように戦争したり医療系の色々な薬等で儲けることに対して大幅に手をひくのではないかと思っています。そのような方法で自己の利益を拡大することは考えていないのではと。

前々からトランプはロシアウクライナやイスラエルハマスなどの戦争を終わらせると公言してきたり、ロシアプーチンや中国習近平、北朝鮮~、日本~などとも有効なコミュニケーションをとり続け、どちらかというと戦争にならないように気をつけてきていたのかなと。

これまで(民主党時代)の経済発展(儲け方)

以前は経済の発展といえばモノづくり、人々が様々なものを必要としている時代はそれらのものを製造販売消費して経済が発展してきました。昔は3種の神器(冷蔵庫・洗濯機・掃除機)なんて言って様々な電化製品また自動車など生活やレジャーに必要なものを人々も求めていたんですね。

しかし段々ともうそれらのものは十分にあるので、今後はどうやって経済を発展させていくか(=お金を動かしていくか)というと、「人々の心と体の健康を保つ、取り戻す」こととなったわけです。

一見するととても良いことですが、この心身の健康を保つというのは基本お金がかからないことなんですね。ストレスが少なく、自然治癒力、自己免疫力を高めること、具体的には適度な運動をして添加物等の入った加工食品等をさけ自然の栄養価の高い食材をとり、人と快適なコミュニケーションを図ることで心身の健康が保てます。

なのでお金を儲けるためには意図的に心身の健康をおとしめて、心身が病気になったことでその現象を一時とめるための薬を売ったり、また病気にならないように予防的にワクチンを作ったりしてそれを売ったりとなります。

実際に病気にならないと売れないので、わざと病気になるようにするというマッチポンプをしているだけです。これが事実です。やっかいですね。みんな片足両足つっこんでるので。多くの人々が医療、介護系で働いてますし私たち保険営業も医療保険で医療に関わっています。宣伝広告をするマスコミもそうだし、厚生労働省までも都合悪い情報は誤情報とは言わないまでも、薬等の有効性をアピールしています。そういう世の中ですね。

自分が潔癖でないととかオールorナッシングでとなるとそっちに流されてしまいますが、そこはリアリスト現実主義者としてはできる限り良いとこどりをするとよいのかなというスタンスです。

健康を取り戻す要

米国に話をもどすと保険省長官に任命されるのがロバート・ケネディ・ジュニアです。

トランプ次期大統領は14日、ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏(70)を保健福祉省のトップに指名した。ワクチンに懐疑的で、科学者らが誤りだと指摘する健康情報を広めてきたことで知られる。今年の大統領選に無所属で出馬したが、後にトランプ氏支持に回った。

次期大統領は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で、「アメリカ人は長い間、公衆衛生の欺瞞(ぎまん)、誤報、偽情報を拡散してきた食品産業複合体と製薬会社に押しつぶされてきた」と指摘。(※編集部注=太字部分は原文で頭文字を大文字にして強調。以下も)

「保健省は、この国で圧倒的な健康危機の一因となっている有害な化学物質、汚染物質、農薬、医薬品、食品添加物からすべての人々を確実に守る上で、大きな役割を果たすだろう」と述べた。

また、「ケネディ氏は、これらの機関金ぴかの科学的調査の伝統と透明性の指標に戻し、慢性疾患の流行を終わらせ、アメリカを再び偉大で健康な国にするだろう!」とした。

上院で指名が承認されれば、ケネディ氏は保健福祉省の長官に就任する。保健や福祉、所得保障プログラムに関して大統領の最高顧問を務める。

同省は特に社会的弱者に対して、国民の健康を守り、不可欠なサービスを提供することを責務としている。保健、生物医学、社会科学の研究に加え、疾病予防や食品および医薬品の安全性確保も担当している。

さらに、食品のラベル表示や新薬の認可を決定する食品医薬品局(FDA)や疾病対策予防センター(CDC)を含む11の機関を監督している。(出典BBCnewsJapan 2024年11月15日の記事

ということで米国ではファイザー等やモンサント(吸収により現バイエル)等「圧倒的な健康危機の一因となっている有害な化学物質、汚染物質、農薬、医薬品、食品添加物」で儲けている会社が厳しくなっていくのかなと。

それらの会社は圧倒的にお金があるので政府(の閣僚、議員等)やマスコミ、芸能人等も上手く支配して私たち民の心も体も健康的とは言えない状況を作り出してきたわけですが、よくわかっている人々はそれが改善されるのを期待しています。

トランプ新政権になったからといってこのような状況が180度転換してワクチンもなくなって変な病気もなくなってというのは特に日本ではしばらくは厳しいと思います。いくら52番目の州であるとはいえ。。

実際、日本ではしれっと長崎にエボラウイルスなどの危険な病原体を研究目的で扱える国内初の施設を建設しています。

エボラウイルスなど致死率の高い病原体を使った実験をするために、長崎大が稼働を目指すバイオセーフティーレベル(BSL)4施設について、可否を審査していた厚生労働省が必要な要件を満たす「合格」の判断をしたことが15日、分かった。早ければ来月下旬に必要な政令を改正し、厚労相が指定する見通し。最も危険な病原体を研究目的で扱える国内初の施設が誕生する。(出典:ヤフーニュース 2024/11/15記事

一見すると危険な病原体を素早く発見しそれに素早く対応できるので素晴らしいとお花畑的に考えているとまずいですね。そういった病原体が日本から流出とかなって世界からたたかれるかもですね。。。ま、ならないといいですけどね。

日本もMJGA(Make Japan Great Again 日本を再び偉大にしよう!)という風潮になりトランプやイーロンような人物が現れてくれればよいのですが、今は能力のある人はMJGAではなくて米国や中国にでていく(使われていく)傾向にあるので辛いですね。

これの理由は一重に私たちの誰かがなんとかしてくれるという人任せ主義なんでしょうが。

次回はもう少し金融面についてみていきたいなと思います。

 

20日就任式位からのドル円の動きです。

 

世界株式型の投資信託の推移です。