日経平均株価は週明け昨日8月5日月曜日31,458円と週末2日(金)35,909円から4,451円下がりました。
1日(木)38,126円からだと6,660円も下がり、歴史的大暴落ブラックマンデーの再来か、、なんて言ってましたが、現在8月6日11時35分時点では34,416円と3000円近く戻しています。
この週末まででまた下がるかもですが、昨日下がった時に買いを入れていれば全額ではないかもですが、ある程度はもどった人もいるのかなと。
日経平均株価 | iFreeETF日経225 | |
7月11日 | 42,224円 | 43,360円 |
7月26日(金) | 37,667円 | 38,680円 |
7月29日(月) | 38,468円 | 39,540円 |
7月30日(火) | 38,525円 | 39,520円 |
7月31日(水) | 39,101円 | 40,130円 |
8月1日(木) | 38,126円 | 39,140円 |
8月2日(金) | 35,909円 | 36,890円 |
8月5日(月) | 31,458円 | 32,100円 |
8月6日(11:35) | 34,416円 | 35,300円 |
例えば日経225のETFを7月30日(火)に1単位39,520円で買ってそのまま8月5日まで持っていると32,100円なので7,420円マイナスです。
それを保有したまま、その金額で2単位64、200円買う(買えたとする)とどうなるでしょうか?
翌日6日11時30分には1単位35,300円に上がっています。
表にするとこうです。
購入数 | 1単位価格 | 購入金額 | 保有額 | |
7月30日 | 1 | 39,520円 | 39,520円 | 39,520円 |
8月5日 | 2 | 32,100円↓ | 64,200円 | 96,300円 |
8月6日 | 0 | 35,300円↑ | 0円 | 105,900円 |
合計 | 3 | 103,720円 | 2,180円のプラス |
7月30日から8月5日にかけて資産が7420円のマイナスとなりましたが、すぐに2単位分64,200円で購入したので、翌6日に1単位35,300円に上がった時には105,900円-103,720円=2,180円と資産が増えています。
ここで5日に躊躇して買っておかなければ、翌日にはすでに価格が35,300円まであがってしまっているので将来的にこれ以上価格が上がるとしても、より高い割合で価格が上昇しなければプラスにはならないでしょう。
このように売買タイミングが全てでそのためにファンダメンタルズやテクニカル分析とかをするのですが、いずれにしても実際に手を動かして(スマホなどで売買)練習しないといくらそういう勉強をいくらしても無駄ですが、、、
勉強しても「売買の決断」が勝負を決めるので、決断する練習、実際に手続き処理をする練習しなければ意味ないです。
実際には、1単位ごとで買うのではありませんが、イメージとしてはこのような感じです。
もう一つ、この大暴落を受けて政府のいいなりで新NISAに踊らされて損をする人が続出です、とか、だからやめとけばいいのにって言ったのにとかいうインフルエンサーがこの件に乗じて湧いてますね。
本当にそうでしょうか??
これ時間軸全く考えてないんですよね!!
例えば私ももっているインベスコMSCIコクサイ・インデックスファンド(日本除く世界株式型ファンド)(注:この商品を推奨しているわけではありません、学習資料としてです。)
今年から「新」NISA始まるということで例えば1月9日始めたとするとその時に基準価格は48,239円です。
そこから右肩上がりに上がり続け7月11日には62,946円と30%増えています。
しかし、そこから下がり続けて8月5日時点では54,001円で12%の増加です。
なので新NISAが良いとあおられてすぐに始めた人はいずれにしても資産は増加しているんです。
たしかに7月11日から始めた人は15%の減少です。
これが時間軸の違いがポイントということです。
短期、長期、いつからいつまでという時間軸を考慮しないとだまされますね。
私自分のインベスコMSCIコクサイ・インデックスファンド、始めた2014年10月末は基準価格が17,076円、購入をすでにやめている2016年10月末も16、780円でしたので、54000円から70%下がっても元本割れません。
やはり新NISA、イデコも変額保険もそうですが、長期保有が基本かなと(金融経済が壊れないかぎり)