資産運用を考えたドル建保険現在はどうなんでしょうか?
金利
上記は米国のフェデラルファンドレートつまり、アメリカ合衆国の短期金利の代表的指標で、FRS(連邦準備制度)に加盟している民間銀行が、準備預金の過不足を調整するために、無担保で相互に貸し借りをする際に適用される金利の動きを示しています。
こちらはFOMC*で金利を決めていくわけですが、下記のようになっていくのではないかという予想が行われています。※FOMC → Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で米国の金融政策を決定する会合です。日本の金融政策を決める「日銀金融政策決定会合」にあたるもの。
今年は5.25%~5.50%位の金利になりそうだという予想ですね。
上記は米国10年物国債の金利の推移で、先のFFレートに対して長期金利の指標となります。こちらも短期金利よりは低いものの4%程度になっています。
日本に比べて高いですね。
資産運用④~金利2日本では短期金利の代表的な指標が「無担保コールレート(オーバーナイト物)」となっています。ゼロ金利、マイナス金利と言われてましたが、その通りですね。
(参考)資産運用金利1
金利を考えれば円建ての保険で運用するよりも、ドル建など外貨で運用する方が今は良いかもしれませんね。
金利のこれからの動向が気になる方は下記の金利に影響するデータをウオッチするのが良いでしょう。
資産運用④~金利7
ドル建保険
ドル建の保険はこのような利率の推移に影響を受けて、いわゆる貯蓄率が変動します。
しかし特に一時払で保険料を払い込むタイプの終身、個人年金保険で、かつ、加入時(保険料払込時)の利率が確定しているものであれば、今年のドル金利が4~5%かそれ以上の高いままを期待することができれば加入の良いタイミングかもしれません。
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